当店で繁殖・販売しているメンフクロウについて
本日は当店で繁殖・販売しているメンフクロウについて説明します。
メンフクロウは、ヨーロッパ・アフリカ・オーストラリア等の南半球に多く分布しているフクロウです。和名「メンフクロウ」はお面をかぶった様な顔からつけられており、英名「Baron Owl」は納屋にの様な建物にすを作る事などからつけられました。海外では日本でいうツバメの様な存在なのかもしれないですね。
メンフクロウにかぎらず、ブリード方法(繁殖方法・孵化方法・育て方)はお店によって違います。
2021年・2022年はフクロウは海外産の輸入が限りなく0に近く、国内繁殖個体がメインで流通をしているはずです。
その様な状況でも、国内でメンフクロウを繁殖をしているブリーダーの数・卵の数が多いため、比較的価格が安定しています。
価格が安いことから、血統を分けず近親交配されている子が少なくないです、一部のブリーダーでは育雛も親にすべて任せ、目が開き、ある程度の大きさまで育ってから「巣上げ」している方もいらっしゃいます。
フクロウは鳥の一種になりますので「刷り込み」という学習があります。もちろん上記の様に目が開くまで親に育てられた子は「親がフクロウ」となりますので、その後「巣上げ」をされた子は人には慣れ辛い子になります。ある程度は人に慣らす事は可能ですが、最初から手をかけられた雛とはまた違う慣れ具合です。
当店での繁殖個体につては、血統を分け管理し孵化後生後1~2日から育雛を開始します(もちろん目は開いていません)手間もかかりますが、元気に育って新しい家族の元で人に恐怖心を持たず安心して暮らせている子を見ると必ず必要な労力だと確信しています。
手間暇をかけ愛情込めて育てていますので、業販をすると販売後飼い主様と直接お付き合いできない為、基本的には業販等は現在対応しておりません。
当店でも以前はメンフクロウも仕入れ・育ててから販売をしていましたが、繁殖・育雛・販売をした2021年のメンフクロウ達を見ると慣れ具合が今までと全く違います。
飼い主さんが時間と手間をかけて慣らす(調教等も含め)のも良いとは思いますが
人に恐怖心が少ない、小さなうちから手塩に育てられ慣れた雛を選択するという事が
長く一緒に生活をするパートナーをお迎えする時には必要ではないでしょうか?
⚠世の中で流通しているフクロウの価格が高いからよく慣れている・高品質というわけではありません
⚠価格が安くても、同じ品質・慣れ具合のものが安くなったというわけでもありません
⚠当店でお迎えでなくても、お店でしっかり話を聞き、納得した上でお迎えをされ、その後も安心してサポートを受ける事ができるのが一番良い選択肢だと思います。
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