私がふくろう用輸送箱 「Owl shipping box」を作った経緯
数は多くは無いですが世の中には猛禽用の輸送箱というものは存在しています。
犬や猫のキャリーケースを使っている方、自作で作られている方も居ます。
猛禽用として販売されているタイプを大きく分けると下記のように2種類となります
1.空気孔が丸見えの状態の物
2.空気孔が見えなくなっていて遮光がちゃんとできているもの
もちろん1.のタイプが安価で2.のタイプが高価ということになるのですが
私はできるだけ手に取りやすい価格で、仕様も遮光はしっかりできて、ある程度自分用に名前や飼っている鳥のシルエットなどを彫刻したり、もっとこだわった方には通気孔の形状なども変更できるようにしました。
コンセプトは「軽くて丈夫、自分用にカスタマイズができる輸送箱」
私自身は本業で金属・樹脂加工の設計の仕事を長年している事を生かし
今までふくろうを飼育してきた中でこうしたら使いやすいなというアイデアも含め設計をしました。
今後も作って私自身が使っていく中、購入していただいた方からの意見などを聞いて変更もしていくことになると思います。
仕様説明
外枠は軽くて丈夫なシナ合板(耐水仕様)を使用し、蜜蝋(着色なども自然由来の物)を使用したワックスを使い耐水性を向上しています。
内側には、プラダンを上下左右・背面に使用することで怪我の防止・フンがついた際に拭き取りが楽になるようにしてあります。
飼養者の好みで底部には手ぬぐいを入れて使用しても人工芝(オプションにて追加も可能)を敷いて使用も可能
扉部分にオプション対応で飼われている子の名前彫刻やシルエット追加も可能です。
(写真はサンプルでシルエットデータと文字入れをしてあります)
幅はあえて狭くすることにより、できるだけ翼を広げられないようにしてあります。
背面・側面には通気孔があり、輸送中光が入らないように2 重構造にしています。(プラダンを含めると3 重構造)
正面の左下の穴にはリーシュ(散歩紐)を通して団子結びをすると蓋を開けた際に飛び出されたりするのを防ぐことができます。もちろん蓋にも切り込みが入っていて紐を通した状態で開け締め可能です。
想定しているふくろう
モリフクロウ・アカアシモリフクロウ・メンフクロウ・トラフズク等
※あくまで既製品ではなく、ハンドメイド品になりますので神経質な方はご遠慮ください。
※改善のため商品のデザイン、仕様、外観、価格は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。